NOSAIとは?

NOSAIの特徴

農業共済制度の特徴

全国どこの市町村でも実施されている制度です

農業は自然条件に依存し、不可抗力的な災害による大きな損害を受けやすいことから、国の災害対策の一環として、政策的な視点からつくられた制度ですから、基本的には、全国どこの市町村でも実施されています。

補償対象の事故は原則としてすべての自然災害等不可抗力的災害となっています

農作物にとって最も被害を受けやすいのは、風水害、干害、冷害など気象災害によるものであり、地震災害を含めてすべての自然災害が対象になっています。このほか病虫害、鳥獣害や火災も補償対象となっており、基本的にはオールリスク制の保険です。家畜については死亡・廃用の他・病気・けがなどの治療費を対象としています。

国は共済掛金や事務費を国庫負担するとともに、再保険を担うなどのバックアップをしています

国は、農家が負担すべき掛金の一部、団体が事業を運営するための主な経費について、財政負担をしています(建物共済など任意共済以外)。また、大きな被害が生じた際、全国的な危険分散を図るため、再保険も担っています。

損害防止支援活動を積極的に展開しています

NOSAI団体では、農業災害に対する損失の補てんという本来の業務のほか、水稲などへの損害防止支援活動を積極的に展開し、地域農業の振興に寄与しています。

NOSAI と JA の違い

  NOSAI(農業共済) JA共済(農協の共済)
法律 農業保険法 農業協同組合法
事業の内容 農作物、家畜、果樹、畑作物、 園芸施設、
建物共済(短期)、農機具共済
生命、自動車、建物共済(長期)
加入方法 義務または任意加入 任意加入
国庫負担(掛金) 一部負担あり(4~5.5割) なし
取扱先 NOSAI(農業共済組合)・支所 JA(農業協同組合)

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